ウエイトトレーニングを安全で効果的に行うにはグリップの握り方を状況や目的に応じ使いわけなければなりません。
オーバーグリップ
手の甲が上になる握り方で、バー(シャフト)を握る最も基本的な握り方です。日本語では『順手』と呼ばれています。
アンダーグリップ
手の平が上になる握り方で、上腕ニ頭筋、広背筋を鍛えるときに良く用いる握り方です。
日本語では『逆手』と呼ばれています。
オルタネイト(リバース)グリップ
片方がオーバーグリップ、もう片方がアンダーグリップで握る方法です。この握り方だと双方のグリップの回転力が相殺されるので、デッドリフトやシュラッグといった高重量を扱う種目には最適な握り方だといえます。
パラレルグリップ
両方の手の平がお互いに向き合う(パラレル)握り方です。腕橈骨筋を鍛えるハンマーカールや背部を鍛えるロープーリーなどの種目で用いる握り方です。