トレーニングギアの使い方|筋肉を追い込むリストストラップ・リフティングベルトの効果と使い方を徹底解説

リフティングベルト、グローブ、リストストラップ等のトレーニングギアを使用することで、トレーニングを安全に、かつ効果的に行うことができます。

トレーニングギアは、握力や腰など「目的の筋肉より先に限界がきてしまう部分」を補助したり、怪我のリスクを減らしたりする役割を持っています。ここでは代表的なリストストラップとリフティングベルトについて、効果や適した種目、使い方の注意点を解説します。

リストストラップ

リスト・ストラップ

リスト・ストラップの使用方法
リスト・ストラップの使用方法

デッドリフトやベントオーバーローイングなどのローイング系の種目を実施すると、背筋力よりも先に握力の方が参ってしまい、背中のトレーニングが十分にできなくなってしまいます(特に高重量になればなるほど)。そのため、リスト・ストラップの力を借りてローイング系の種目を行うことがあります。

ストラップをバーに巻きつけることで、少ない握力でも高重量のバーを保持できるようになり、握力の限界に左右されず広背筋など背中の大きな筋肉を最後までしっかり追い込めるのが利点です。

※ 基本的にリスト・ストラップは多用しない方が良いと思います。常時リスト・ストラップを使用することにより、背筋力に対して握力が追いつかなくなってしまうからです。(握力を鍛える種目を行うのであれば良いですが...)

リフティング・ベルト

リフティング・ベルト
リフティング・ベルト

腰部の傷害を未然に防ぐために、リフティング・ベルト(単にトレーニング・ベルトと呼ぶこともあります)を使用してトレーニングを行うことがあります。

リフティング・ベルトはスクワットやデッドリフト、ショルダープレスなどといった、高い腹圧が要求される種目を行うときに用いるととても有効です。ウエストに巻いてお腹に力を入れると、腹腔内圧(腹圧)が高まって体幹がしっかり固定され、脊柱にかかる負担が軽減されます。これにより腰を保護できるだけでなく、体幹が安定する分、より大きな力を発揮しやすくなります。

ギアは「補助」として正しく使う

トレーニングギアはあくまで補助であり、つけたから強くなるわけではありません。リストストラップは握力を、リフティングベルトは腹圧(体幹)を補助するものなので、頼りすぎるとその部分の筋力が育ちにくくなります。高重量や限界まで追い込むときに使い、軽い重量や基礎を作る段階では素手・ベルトなしで行うなど、目的に応じて使い分けることが大切です。

まとめ

トレーニングギアは、目的の筋肉より先に限界がくる部分を補助し、安全で効果的なトレーニングを助けてくれます。リストストラップはプル系種目で握力を補い背中を追い込むのに役立ち、リフティングベルトは腹圧を高めて腰を守り筋出力を高めます。ただしどちらも補助の道具なので、多用しすぎず、高重量や追い込みの場面で使い分けることがポイントです。

参考文献・出典

・厚生労働省 e-ヘルスネット「レジスタンス運動」https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/

・日本ストレングス&コンディショニング協会(JATI)https://www.jati.jp/

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