心理的限界(しんりてきげんかい)

心理的限界(しんりてきげんかい)

英語名称

psychological limit(サイコロジカル・リミット)

解説

生理的限界(せいりてきげんかい)というのは人間が本来もっている潜在的な能力(ここでは筋力のこと)の限界値のことをいいます。
しかし、この能力の全てが使用されているわけではありません。

即ち、当の本人が最大筋力を発揮しているつもりでも神経系の防衛機構の働きによって抑制されてしまい、その一部の能力しか使えないでいるのです。

定期的にウエイト・トレーニングをしている人でさえも生理的限界の70%に相当する筋力しか発揮できないといわれています。
これをいわゆる心理的限界(しんりてきげんかい)と呼びます。
すなわち我々が最大筋力だと思っている部分は『心理的な抑制がかかってしまった一番低いレベルの筋力発揮』ということになります。
生理的限界と心理的限界の差には個人差があり、パワーリフティング、ウエイトリフティングなどの競技を行っている方でも生理的限界の85%~90%にしか達しないといわれています。
つまりこの差が筋力の個人差を生むのです。
筋力が高出力で発揮できるようになるためには高強度のウエイト・トレーニングを行う必要があります。
高強度のウエイト・トレーニングを行うことにより大脳が極度の興奮状態に陥るので、発火頻度の増大、運動単位の動員が生じ、結果的に大きな筋出力がだせるようになります。
勿論、1、2回実施したところであまり変化はありませんが、長期に渡り続けることで生理的限界と心理的限界の差は少しずつなくなっていきます。
しかし、例え、高強度の筋力トレーニングを行ったとしても必要以上にトレーニングパートナーに補助をしてもらっていると心理的な限界は向上しません。
『つぶれても補助者がいるから安心』
という思いが知らず知らずのうちに脳の興奮状態を押さえ込んでしまっているからです。

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当サイトの編集長の佐藤伸一(さとうしんいち)です。
都内でトレーナーとして約20年活動し、その後、カイロプラクターとして約10年活動していました。
現在はフリーランスで活動していて主に健康や運動に関する情報を発信しています。

公式サイト:
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