腹部のスタティックストレッチ

腹部のスタティックストレッチ(abdominal static stretch)

ストレッチする筋肉

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腹斜筋群腹直筋大臀筋

関節の動き

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体幹部において回旋股関節においては屈曲動作が行われます。

ストレッチの方法

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  1. 仰向けになり両膝を直角に曲げます。ストレッチされる側の足が上になるように身体を大きく捻ります。このとき両手は身体の真横に広げておきます。
  2. 膝をなるべく床面に近づけるように強く外内腹斜筋を働かせます。このとき目線は倒した膝の反対側に向けておきます。
  3. 側腹部や臀部にストレッチ感を得たらその状態を20~30秒維持させます。
  4. 片側が終ったらもう片側も同様に行います。
  5. 以後、必要に応じ、3~4セット繰り返します。

ONE-POINT

  • このストレッチは先に紹介した腹部のスタティックストレッチとは違い、アクティブ(自動的)に行うところにあります。
    つまり、先のストレッチは体幹部のストレッチを行う際、自分の手を使って行ってます(他動的)が、このストレッチでは手を使用せず、あくまでも回旋に関わる筋肉だけを使用しアクティブ(自動的)に行っているのです。
  • 通常、パッシブROM(ROMとは関節の可動域のことです)とアクティブROMとではパッシブなROMの方がアクティブなものに比べ、より可動範囲が大きい傾向にあります。しかしながら本当はアクティブとパッシブの可動域の差が少ないのが望ましいと思ってください。
  • この回旋動作により腰部付近で音を立てることがあります。これは滑液中にガス泡が形成され出る音ですから健康上なんの問題もありません。

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当サイトの編集長の佐藤伸一(さとうしんいち)です。
都内でトレーナーとして約20年活動し、その後、カイロプラクターとして約10年活動していました。
現在はフリーランスで活動していて主に健康や運動に関する情報を発信しています。

公式サイト:
https://shinichi-sato.info/

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