ライイング・エクステンション(lying extension)
強化される筋肉
関節の動き
運動の方法
(写真1)ファーストポジション
(写真2)セカンドポジション
- フロアの上で仰向けになり両膝を直角に曲げます。このとき両手の平は下向きにし身体を安定させます(写真1)
- 膝関節の部分で弧を描くようにしながら膝をゆっくりと伸ばしていきます。(写真2)
- セカンドポジションで大腿部前面に十分に収縮感を得たらゆっくりと開始姿勢に戻ります。
- 以後、運動動作を必要回数繰り返します。
呼吸方法
- 開始姿勢で息を吸い、息を吐きながら運動動作を行います。息を吸いながら開始姿勢に戻します。
ONE-POINT
- このエクササイズはリハビリ目的や高齢者のウエイトトレーニング種目として用いられることが多いようです。使っている筋肉をより意識させるために手の平を大腿部に置いておくのも良い方法といえます。
- 足関節を背屈させたまま運動動作を実施するようにします。こうすることにより大腿四頭筋を支配している大腿神経がより緊張し、大腿四頭筋の使われる割合が多くなるからです。
- 運動動作後半でつま先を外側に広げるような動きを加えると(股関節の外旋動作)内側広筋、つま先を内側に向けるような動きを加えると外側広筋へ刺激を与えることができます。