胸部のスタティックストレッチ(chest static stretch)
ストレッチする筋肉
関節の動き
肩関節においては水平外転、外転、肩甲帯においては内転動作が行われます。
ストレッチの方法
- 四つんばいになりストレッチする側の手のひらをバランスボールの上に置きます。
- 反対の手は床面に置きます。脚幅は肩幅程度に開き、両膝は床につけておきます。
- ボールの転がりを利用し、肩を床面に近づけるように上半身の体重をかけ胸をストレッチします。
- 胸、肩にストレッチ感を得たらその状態を20~30秒維持させます。
- 片側が終ったらもう片側も同様に行います。
- 以後、必要に応じ、3~4セット繰り返します。
ONE-POINT
- 写真のように脇と腕の角度が90°の状態でこのエクササイズを行うと主に胸筋の中央部を中心としたストレッチになります。
- 胸部と肩部の柔軟性が衰えてしまうと猫背(円背)になりやすくなります。予防のためには胸をストレッチを十分に行い、且つ、ウエイトトレーニングで背中の筋肉を鍛えると良いでしょう。