ローテーターカフ・アクティブエクササイズ(rotator cuff active exercise)
強化される筋肉
肩甲下筋、大胸筋、広背筋、大円筋、棘下筋、小円筋、菱形筋群、僧帽筋、肩甲挙筋
関節の動作
運動の方法
- 仰向けになりソフトギムの上にトレーニングする側の腕を乗せます。このとき肘と脇の角度は直角になるようにします。ソフトギムを押しつぶしながら肩を外旋させます。(写真1)
- ソフトギムがなるべくブレないようにしながら、ゆっくりと肩を内旋させます。(写真2)
- 以後、運動動作を必要回数繰り返します。
呼吸方法
- 息を吸い、息を吐きながら肩関節を内旋(写真2)させます。その後、肩関節を外旋(写真1)させながら息を吸います。
ONE-POINT
- 野球の投球動作やバレーボールのスパイク、テニスのサーブ動作などの際に使用されるローテーターカフを強化させるのに非常に有効なエクササイズです。内旋、外旋動作を交互に行うことでローテーターカフをバランス良く強化できるだけでなく、様々な運動の技能習得への土台となるコーディネーション能力を高めることができます。
- ソフトギムを押しつぶすように行うことで、三角筋後部、棘下筋、小円筋をアイソメトリック的に鍛えることもできます。